目次
「家で治せる出っ歯なのか調べてみよう」
出っ歯はおうちでは簡単には治せませんが、乳歯列期や混合歯列前期であれば、前歯の歯根膜を刺激する事で治る場合もあります。
まずは、下あごの動きを確認して下さい。これは、歯根膜の動きを失っていないかの検査です。
食材を細かくした時と、大きくした時の下あごの位置の変化を調べてみましょう。
弾力のある油性のビニールチューブを奥歯で咬みます。
このビニールチューブに変わる物は、歯科医院で専用の物がある場合もあります。
また、ホームセンターや百均の水槽用として売っている場合もあります。
これは細かい食材を咬む場面の再現です。
咬んだ時に下あごが後退するか、どうかを観察しましょう。
次に前歯で咬んでみましょう。これは食材をかぶり付く場面の再現となります。
下あごは先程と比べて、前に出ているでしょうか?
前歯で咬んだ時に、下あごが前に出れば、歯根膜は正常に働いている証拠です。
前歯で咬む咬断運動、食事の仕方、食材の選択により下あごの位置を変え、出っ歯を改善出来る可能性があります。
前歯で食材を咬む、咬断運動をする事で治ってくる場合は多いのです。
しかしながら、これは混合歯列前期が終わる9歳頃までには、育成を終わらせる必要があります。