①「タッチスティック」を使おう
軽い反対咬合の場合、起きている時間帯に使えるタッチスティックでも効果が認められます。
タッチスティックは、先端がスプーンに状になったおしゃぶりの様な形態をしています。
溝に前歯を合わせて、軽く咬んで唇を閉じ、スプーン状の部分に舌をのせます。
これを1日30分を目標に続けて下さい。
下の前歯をそろえて、タッチスティックを咬むことにより、下あごが正しい位置まで後退して、筋肉の正常な使い方が身に付くようになります。
口を閉じている時間が増えるので、舌の位置を上げる訓練にもなります。
装着時には、前方についているプレートが傾いていないかのチェックが重要です。
斜めになっていては、効果はありません。
乳幼児期の、反対咬合は確かに何もしなくても自然に治るケースもあります。
しかしながら、
何もしないでいると、骨格性の反対咬合に移行してしまう危険性もあります。
反対咬合は、治ったとしても悪い癖が残ったままだと悪い歯並びや顔のバランスを崩してしまう原因になってしまいます。
この様な、簡単な装置を自宅で使う事で、治る可能性があるなら、反対咬合のお子様は是非とも使って欲しいアイテムです。