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「味覚は3才までに決まる!!」
2013年に日本食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
日本食は、各土地の気候や風土や環境に応じて、長い時間をかけて完成されました。
我々は、世界に誇れる食の文化の中で育って来たと言えます。
家庭料理においても、出来るだけ和食を意識する事が健康の為にも重要です。
特に
五つの基本の味、「甘み」、「酸味」、「塩味」、「苦み」、「うま味」のバランスを考えましょう。
味覚は3才までに決まると言われてます。
少なくとも、3才までには出来るだけ薄味に慣らしましょう。
最近はスーパーやコンビニなどで便利なおかずが売られていますが、塩分の多い物には注意して下さい。
減塩は健康の為にも大切です。
味付は薄味にしてダシのうま味を感じられる味覚を育ててあげる様にしましょう。
コロナの深刻な副作用として、「味覚や嗅覚が感じられず、何を食べてもおいしくない」という訴えがあります。
普段はあまり意識してなくても、味覚は生きている実感を得る為の重要な要素であると言えます。
最近は食育ブームですが、大切なのは栄養だけではありません。
「おいしい」と感じながら食べる事は、体にとってだけでなく、心の栄養にもなります。
「まずい」と感じると吸収される栄養も減ってしまいます。
出来るだけ家族で一緒に「おいしいね」と言いながら食べるのが理想です。
これが正に食育に通じると思います。