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「好き嫌いの克服は工夫次第です!!」
自分で料理すれば喜んで食べてくれます。
好き嫌いの克服にもっとも効果があるのは、子供さんと一緒に朝食や夕食を作る事が大事です。
子供さんは家族と一緒に作った食事を食べるのが大好きです。
この方法は時期が大切と考えます。好き嫌いが定着する前に、そして子供さんが料理を作る事に関心が向いている時期に始めるのがベストです。
食材の好き嫌いを覚える前に、色々な食材で料理を作れば好き嫌いはかなりの確率でなくなって来ます。
東京ガスの調査によると、子供が料理に関心を持ち始めるのは小学校入学前の4才から6才にかけてが多いようです。
もし子供さんが一緒に作りたがる様なら面倒くさがらずに、お手伝いをお願いしてみて下さい。
最初は、野菜を洗ったりするだけでもOKです。包丁を使わなくても野菜はちぎれます。自分でちぎったピーマン等の野菜炒めならば、きっと喜んで子供さんは食べてくれるはずです。
食育の基本は「いただきます」と「ごちそうさまです」。
「いただきます」は人間が他の生命を食べる事で命をつないでいる事に対する感謝の気持ちです。
「命をいただく」相手に両手を合わせるのです。
「ごちそうさま」、自分が食べた食事の為に食材を集め、調理してくれた事に対する感謝の気持ちです。
お米であれば、お米を作ってくれた人やそれを運んだ人、売っている人、買って来て調理してくれた人すべてに対して、走り回った事を意味する「馳走」に「御」と「様」をつけて、「ご馳走様でした」と頭を下げるのです。