目次
「子供に多い首猫背」
首を突き出す首猫背は、からだの重心が足裏の後方に移動してしまった為に、重い頭部を前に移動させることにより、地球の重力とからだの重心のバランスをとろうとする事で起こります。
このタイプの猫背を治す為には、首を後方に引っ込めたままで10秒ぐらい保つ練習をしましょう。
首猫背の原因の1つは、重いランドセルです。教科書などがたくさんつまったランドセルは子供が背負うには重すぎる為、重心が不自然にかかとの方に引っ張られてしまいます。
ランドセルの重さと地球の重力のバランスを取る為には、首を前に出すか、上半身を前かがみにさせるかのどちらかです。
前屈みの姿勢が、習慣になってしまうと頭はさらに前に、猫背はさらに後ろに移動してしまいます。
この姿勢が癖になってしまうと首、骨盤、膝にまで負担がかかり、成人してからも猫背の影響が残ります。
加齢と共に痛みを感じる事もあるでしょう。
最近は、小学生でもタブレット型パソコンを使うので、余計に荷物が重くなります。
重い荷物はランドセルに入れず、手荷物にして分けて持ちましょう。
ランドセル代わりになる軽くて安くて耐久性にすぐれた布製の通学用リュックも販売されてます。