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「悪習慣を見逃さない」
出っ歯になる原因は色々あります。例えば、下の唇を口の中に巻き込む癖があるとします。
そうすると、上あごの前歯が下唇に押し出されて、出っ歯になったりします。
また、爪を前歯と前歯の間に入れたりする癖がある場合、離開と言う状態を起こして、隙間と出っ歯みたいに状態になる場合があります。
少しの悪習慣を気付いた時に注意して、止めさせる事が重要です。
指しゃぶりの影響で、前歯が押し出される場合があります。
また、ひどい時は指で押されていた歯が出っ歯になっただけでなく、上あごの骨まで変形する場合があります。
日頃より子供さんのしぐさをよく観察してください。
悪い癖をやめさせる事で出っ歯は防げます。
臨床でよく、こちらサイドから保護者さんに気付きを与えてあげると、子供さんと一緒になって一生懸命治そうと努力してくれる患者さんがいます。
その結果、劇的に悪習慣を止めた事で治る症例もたくさんあります。
早めに気付いて、早期治療を施す事で結果的に、たくさんの金額をかけずに済む場合もあります。
まずは、唇をはさむ、指しゃぶり、爪を咬む、口がポカンと開いてる、等のシーンを見つけたら、それに対しての悪習慣をとにかく止めさせる事がポイントです。
そして、かかりつけの先生にアドバイスを頂きましょう。