「片噛みのチェックをしよう」
顔つきが左右非対称の場合、原因が頬杖などの外部の力によるものなのか、片噛みの機能性の問題なのかは観察が必要です。
食べ物を咀嚼する時に使う筋肉は、咬筋と側頭筋の二つです。
指で触って、筋肉の動きを調べる事で、片噛みのチェックは可能です。
側頭筋は、こめかみに指を当てて噛めば動きを観察できます。咬筋は下あごの曲がった角(エラ)のところに指3本を当てます。
普通に噛めば、薬指と中指が動きます。
強く噛みしめると、咬筋の深部にある筋が動くので、人差し指まで動きます。
人差し指が動く様に、食材をしっかり噛む事が大事です。
噛んだ時に筋肉が左右均等に動くかもチェックして下さい。
均等でない場合は、片噛みをしている可能性があります。
とにかく調べるのは、この側頭筋と咬筋です。
こめかみに指を当て、側頭筋のチェック。そして、下あごに指3本を当てて咬筋をチェック。
これだけで片噛みのチェックに繋がります。