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「離乳食期が終わったら」
1才から1才半ぐらいになると、上下の前歯が生えそろい、手づかみで食べる事が出来る様になります。
歯ぐきでつぶせるくらいのやわらかい食材を手づかみで食べる事で、赤ちゃんの目と手と口の動きがスムーズに連動する事が出来る様になります。
この時期に、手づかみ食べをしっかり練習する事が、のちにスプーンやフォークをうまく使う為の機能につながります。
食事が終わる頃には、顔や服や床も汚れてしまうかもしれません。
非常に手間はかかりますが、その代わりにきれいな歯並びを手に入れられるなら安い物と考える方が得策です。
汚したり、こぼしたりはこの時期は当たり前と割り切り、自分から食べる事が楽しくなる様に励ましてあげましょう。
スプーンが使えるようになってからも、口元は汚れます。
口の周りに食べ物がつくのは、前歯がちゃんと使えてる証拠です。
顔が汚れたら、拭けば良いし、服が汚れたら着替えたらよいのです。
栄養があって、食べやすいからと言って、毎日の食事が卵かけご飯や、煮込みすぎた食材だけでは、飲み込むだけで咬む練習出来ません。
「時間がないから、早く食べて」という声かけはNGです。
食べるのに時間がかかるのならば、食事の開始時間を早めましょう。