「頬杖は顔を変形させる!!」
頬杖を常にしていると、臼歯の咬み合わせが交叉咬合になったりします。
そうすると顔も傾いて来て、見た目も左右非対称になります。
骨格性に移行する前の混合歯列後期の前までに治す事が必要です。
これが成人で骨格性に移行してしまうと、外科矯正だったり、美容整形でないと治せなくなって来ます。
頬杖は歯列も変形させます。
頬杖は歯列にも影響を与えます。例えば、上あごに両手を当てて頬杖をする癖があったとします。
頭の重さが歯列にかかったせいで、上あごの歯列がゆがみ、奥歯全体が内側に傾いたりしてしまう事があります。
専門用語では、鞍上型(あんじょうがた)の歯列と言います。
馬の鞍に似た形態なので、そう言われてます。
他には、本が好きで布団の上にうつぶせになって、あごを枕にのせて本を読む事で、下あごが後退します。
イスに座って読む様に指導して下さい。
その他には、
寝る時にいつも左右どちらかに下にする癖があると、頭の重さであごが変形してしまう事があります。
うつぶせ寝の癖がある場合も同様です。
ただし、子供さんは寝ている時はよく動きますから、一定の力が長時間加わる事は少ないと思います。
どうしても心配ならば、寝てすぐと、夜中と朝方に姿勢をチェックしてみましょう。