「食べる事で筋肉は活性化します」
子供の顔は、大人の顔の縮小形ではありません。
正しい刺激を与える一方で、悪い癖をつけない様に注意しながら、子供の顔を正しい大人の顔に育成させるのは親の役目です。
その中でも、特に重要なのが食事の習慣です。食事と言うとどうしても栄養のバランスに目が行きがちですが、食事にはからだを使うという側面もあります。
食事をする時は、色々な筋肉を使うので、からだの発育を促します。
また咬む刺激が、歯槽骨に伝わる事で歯列が広がります。
食事をしている時の様子をサーモグラフィ―で撮影すると、顔、首、胸部の表面温度が上がっている事がすでに分かってます。
この事は、その部分の骨が、成長に必要な刺激を受けている事、表情筋が活性化している事を示しています。
正しく食事をとる事は、子供を正しい大人の顔に成長させる基本なのです。
なんでもおいしく食べる為には、お腹が減っている事も大事です。
最近の子供は外でからだを使う事が少なくなっていますが、からだを使って遊び回ればお腹が減り、食事がおいしくなります。
サッカーや野球などスポーツも有効です。
出来るだけからだを動かせる生活環境を作りましょう。