「歯根」について
歯根は先が細い砲弾型になっているので、タテ方向の力は分散して受け止める事が出来ます。
つまり、垂直に加えられる力には非常に強くビクともしない。
しかし、ヨコ方向からの力はタテ方向に比べて、30~60倍の負荷がある為、苦手です。
つまり歯が曲がっていると強く負荷がかかります。
では、曲がった歯で強く咬むとどうなるでしょう?
歯が曲がっていると咬む力は、斜めから加わる。
ヨコからの力が苦手な歯根膜は、この状態を嫌います。
そこで、斜めから加わる力を解消する為に、少しずつ厚みを変化させて歯を移動し始めます。
その結果、歯がまっすぐになります。
歯根膜ってすごいのです。
骨を作り直して、歯をまっすぐにします。
しかしながら、重要なのは、歯根膜に斜め方向への修正指示を出してもらう事です。
その為には、
前歯でしっかり咬んで、歯根膜に強い力を加える必要があります。
不快な斜め方向への刺激が伝わる事で、歯根膜が目覚めて働き出します。
だから、前歯でかぶりつくように食べるのです。
しかしながら、
本来は、離乳食の時から前歯でかぶりつく食べ方が出来ていたら、前歯の隙間が十分育っていたはずなのです。
3才までにそれが出来ていなかったという事は、食事の習慣を見直す必要があります。


